プリウスと並んでトヨタを代表する車種のアクア。

アクアの売れ筋グレードのGとSの価格帯は、188万円~206万円。燃費は34.4km/L(JC08モード)で、抜群のコスパを誇ります。

コスパを求めるあなたが、アクアを購入する際に最も気になるのが値引き額ですよね。

この記事ではアクアをできる限り値引きして買う交渉術が載っています

値引き額を引き出すことで、アクアに乗ってこんなことが実質無料になります。

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3万円の値引きで、東京と大阪を往復するガソリン代とUSJの年間パスが実質無料
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アクアの値引きに対するモチベーションが湧いてきませんか?

これからアクアの最大値引きを引き出す購入方法を解説します。あなたが正しい情報を収集して準備をすれば、最大の値引き額を引き出すことも可能です。

■アクアの販売環境

2017年6月にアクアはマイナーチェンジを行っています。このマイナーチェンジは通常よりも変更点が多く、ビッグマイナーとよばれています。

アクアを正面から見たフェイスデザインの改良、走行燃費が38.0km/Lに向上するなど、見た目と燃費の大幅チェンジです。

そのため、値引きはやや締め付けがある状態です。ただしアクアの値引きを引き出す切り口はいくつかあります。

アクアのカテゴリーは人気がある車種が競合している
アクアはトヨタの全販売チャンネルで購入できる
アクアは年間通じて値引きの変動が少ない
マイナーチェンジによる値引き引き締めはだんだん緩くなる

後ほど詳しく解説しますが、アクアが属しているコンパクトカーのカテゴリーは、他メーカーの人気車種がズラリと揃っており、ライバル車が多いカテゴリーです。

同じコンパクトカーで競い合う場合、性能や機能で差がつけにくいため、自然に値引き額での競争が生まれます。

さらに、アクアはトヨタの持つ4つの販売チャンネルで販売されています。4つのチャンネルは同じトヨタ車を販売していますが、別会社です。同じアクア同士で競合させることができるため、価格競争を生むことができます。

また、アクアの販売の特徴は「値引きの変動が小さい」ため、焦らずにじっくりと情報収集する時間を確保できるのです。

値引き額の引き締めが強いと言いましたが、マイナーチェンジから時間の経過とともに、値引き額の引き締めはだんだん緩くなります。

そのため、今が購入準備を始める最適なタイミングと言えるでしょう。

今あなたがやるべきことは、焦らずに正確な情報収集を行うこと。それがアクアを賢くお得に購入するために必要なことです。

■アクアの最大値引きを引き出す方法

アクアの値引き額を最大に引き出す方法を解説していきます。最大値引き額を引き出すための大きな流れは以下のとおりです。

1.本体価格の情報を知る
2.値引き目標額を設定する
3.競合機種を設定する
4.販売店を訪問する(初回は情報収集)
5.競合機種と他チャンネルで見積もりを取る
6.販売店を訪問する(2回目から本格的な値引き交渉)
7.最安販売店での購入を決定する
8.オプションとサービスの値段交渉をする
9.下取り査定で実質値引きを引き出す

□本体価格の情報を知る

最大の値引き額を引き出すためには、本体価格の情報を知る必要があります。無謀な値引きをすれば、あなたは営業マンから「問題のある客」とみなされます。

正しい情報を知り、ギリギリの価格交渉をすることが、最大値引きを引き出すコツです。アクアのグレード・タイプ別本体価格は以下のようになっています。

グレード 価格(税込)
Crossover 2,062,800円~
G ソフトレザーセレクション 2,089,800円~
G 2,062,800円~
S 1,886,760円~
L 1,785,240円~

合成皮革シートやアルミなど質感の高い内外装の最高グレードのCrossoverでも206万円で、好みに合わせて選びやすい価格設定がされています。その分値引き額は小さくなるのはある意味仕方がありません。

□アクアの値引き目標値引き額を設定する

値引き目標値引き額を決定せずに販売店へ行く方が多いですが、目標値引き額がなければあなたの予算額が購入価格の基準になります。

あくまで予算はあなたが支払うことができる価格の上限です。あなたの目的は、あなたの予算をすべて販売店に支払うことではありません。

予算で余ったお金をあなたの未来に使ってください。それがこの記事の最大の主旨なのです。

車の一般的な値引き目標価格の設定ベースは以下のように考えます。

車両本体100万円台:10万円代
車両本体200万円台:最大20万円
車両本体300万円台まで:30万円~40万円
車両本体600万円台まで:40万円~60万円

この値引きベースは、車種に関係なく、やや楽観的な設定をしています。ここからアクアの値引き目標額を設定していきます。

アクアの価格帯は最大200万円前半ですから、上記ベースでみると値引き額は20万円。マイナーチェンジ後の値引き額の引き締め率は、過去の実績から考慮すると25%程度なので、値引き額は15万円に下がります。

ただし、マイナーチェンジから時間が経過していることを加味すると、アクアの値引き目標額は最終的に以下のようになります。

アクア値引き目標価格:総額22万円(車両本体値引きは17万円)

オプションの選択の幅によって値引き幅は異なりますが、必要なオプションがあれば、5万円程度の値引きを狙い、車両本体17万円とオプション5万円で、総額22万円の値引きががアクアではお得な購入といえるでしょう。

□値引き交渉のための競合機種の選定

値引き目標額が決定した次にあなたがやるべきことは、アクアとの競合機種の選定です。営業マンとの値引き交渉をするための材料になります。

アクアが属するコンパクトカーのカテゴリーで競合させたい車種は3つあります。

ホンダ フィット・ハイブリッド:2017年6月マイナーチェンジ
マツダ デミオ:2017年4月一部改良
日産 ノート:2016年10月マイナーチェンジ

特に日産のノートは、発売から7ヶ月で累計10万台の販売台数を誇り、昨年よりコンパクトカーにおける連続7ヶ月の販売台数トップを記録しています。

e-POWERとよばれる自発電型ハイブリッド機構により、最高燃費37km/Lを記録し、アクアに勝るとも劣らない燃費性能です。

今アクアが最も脅威に感じているのは間違いなく日産ノートです。日産ノートを中心にアクアと競合させながら値引き額を引き出していきます。

□販売店でアクアの見積もりをとる

値引き額の目標と競合機種を選択したら、販売店を訪問します。

トヨタにはトヨタ店・トヨペット店・カローラ店・ネッツ店の4つの販売チャンネルがあります。

アクアは4チャンネル全てで販売されているので、ご自宅から近いトヨタの販売店に行ってみるとよいでしょう。

この初回の訪問でやるべきこと、注意すべきことは以下のことです。

アクアの車両本体価格の値引き額を確認する
オプションやサービスの値引き額を確認する
「今日決めてもらえればこの価格」という営業トークはスルーする
競合機種の購入も検討していることを営業マンに伝える
他のトヨタ販売チャンネルでのアクアの購入を検討していることを営業マンに伝える

初回の販売店への訪問の目的は、値引き額の情報を得ることと、この販売店以外でも購入する可能性があることを営業マンと共有することです。

値引きは総額ではなく、車両本体とオプション・サービスの2つに分けて、それぞれがいくらになるのかを確認してください。

値引きの流れは、車両本体で最大値引き額を引き出した後、オプション・サービスでさらに値引きを狙い、下取りがあれば実質的な値引きを上乗せします。

そのために、何をどれだけ値引きしているのかを明確にしておく必要があるため、車両本体とオプションやサービスの値引きを分けて確認しておきましょう。

おそらく営業マンから「今日決めてもらえればこの価格にします」と持ち掛けられますが、初回は気にする必要はありません。

余程のことがない限りは、今日だけ値引きできるということはありません。あるとすれば、
他のお客さんがキャンセルしたアクアを在庫に抱えてしまっている場合です。

キャンセル車が売れ筋のグレードではない場合、値引き額が大きくなることがあります。購入をしたいカラー・グレード・装備であれば検討の余地もあります。

ただし値引き額が大きければ、それだけ売れ筋ではないタイプであることも頭に入れて判断しなければいけません。

情報収集が終わったら、あなたから営業マンに情報を共有してください。共有する情報は、「競合機種との購入を迷っていること」と「他の販売チャンネルも訪問することを考えている」ということです。

あからさまに競わせると、値引き額の引き上げを狙っていることは、営業マンもお見通しですので、「知人の紹介で」と付け加えると良いでしょう。

このように、情報の収集と情報共有ができれば、初回の販売店への訪問は完了です。営業マンの名刺をもらって帰りましょう。

□競合機種の見積もりと他のチャンネルでのアクアの見積もりをとる

競合機種と他チャンネルのアクアの見積もりを取りにいきましょう。

基本的には初回の販売店での訪問と同じスタイルで構いませんが、異なるのは値引き額の交渉をするという点です。

ここでとる見積もりが目的の販売店での購入額の基準になります。ここで大きな値引き額を引き出すことができれば、目的の販売店での交渉を優位に進めることができます。

必要なオプションやサービスをすべて含めた見積もりを取っておいてください。

□2度目の訪問で値引きの本交渉をする

あなたの手元には、競合機種と他チャンネルのアクアの見積もりがあります。最も値引き額が大きい見積もりを営業マンに提示しながら値引き交渉を開始させます。

この販売店の訪問で行うこと、注意すべき点は以下の5つです。

競合機種と他チャンネルのアクアの価格を営業マンに伝える
価格で迷っていることを営業マンに伝える
この販売店で購入したい意思を営業マンに伝える
車両本体とオプションやサービスは分けて値引き交渉をする
あなたが購入するメリットを営業マンに伝える

あなたには交渉するための情報が揃っています。必要なのは「この販売店でアクアを購入したい」という気持ちと「できる限り安く購入したいこと」を、熱意をもって営業マンに伝えることです。

「販売店と家が近く、車検などのアフターサービスも便利なのでぜひこの販売店で購入したい」と伝えれば、あなたの熱意と車検を受注できる販売店のメリットを同時に伝えることができます。

「ご予算はどのくらいでしょうか?」と営業マンは確認してくるはずです。その時は、「できるだけ安く購入したい」と答えましょう。

具体的な金額を提示すると、その金額が上限になる可能性があります。熱意を持ちながらも冷静に交渉するのが値引き交渉では重要です。

2回目の訪問で、目標の値引き額を越えれば、購入する意志を示しても構いません。ただし「本体価格の値引きとしてはOKです」というレベルです。

本体価格の値引が終われば、改めて「じゃあオプションやサービスの話をしよう」と持ち掛けてください。オプションやサービスの値引き交渉は後ほど解説します。

2回目の訪問で、目標の値引き額に届かない場合もあります。そのケースのほうが多いかもしれません。その場合も決して妥協してはいけません。

「検討します。そちらも検討いただけると嬉しいです」と伝えて、販売店を後にしましょう。

□2度目の訪問でも値引き額が目標に届かない場合

販売店も利益を出さなくてはいけないため、値引き交渉は簡単ではありません。2度目の訪問で、目標の値引き額と見積もりの差が大きい場合、あなたが次にやるべきことは2つです。

1.営業マンからの連絡を待つ
2.他の販売チャンネルと価格交渉をする

あなたが2度目の販売店を訪問してから1週間程度は、営業マンからの連絡を待ちましょう。営業マンが努力をしてくれていれば、上司に対し値引き価格の相談をしています。

社内調整には1週間程度の時間をみておきましょう。結果的に値引き額が上がらない場合もありますが、努力した営業マンは、必ずあなたに連絡を取ってきます。

人との出会いはお金には代えられないこともあります。そこで営業マンの熱意や人間性で購入を決定するかしないかはあなた次第です。

逆に1週間経っても連絡がない場合があります。それは気にする必要はありません。連絡をしない営業マンのほうが圧倒的に多いものです。

次の行動は、他のチャンネルの販売店を訪問することです。別の販売チャンネルでも2度目の販売店への訪問と同じように、他のチャンネルの見積もりをもとに価格交渉を開始します。

これを繰り返してくことで、目標額に限りなく近い価格でアクア購入することができるはずです。

□オプションやサービスなどの値引き交渉

本体とオプション・サービスの価格を分けて交渉をします。その理由は、あなたにとって不要なオプションを購入しないためです。

オプションやサービスの数が増えると値引き額も大きくなります。値引き額が大きくなるとお得に感じるかもしれませんが、あなたにとって必要のないものによって、総額を押し上げることは本末転倒です。

あなたにとって必要なものだけを購入し、総額と値引き額の適切なバランスを取るために、本体価格の値引き交渉が終わった後に、必要なオプションやサービスを検討し、改めて値引き交渉をする流れで進めてください。

オプションやサービスにより値引き額に差が出ますが、アクアでは5万円の値引きを引き出すことができれば良い交渉であったといえるでしょう。

オプションやサービスの値引き交渉は、まず部品やサービス単体の価格で値引き交渉します。交渉がまとまったら「工賃はサービスでお願いします」と伝えましょう。

ここまでの交渉であなたと営業マンの間にはある程度のコミュニケーションが取れているはずです。了解してくれたらラッキー程度の感覚で交渉を楽しんでみてください。

□下取り価格を上げて実質的な値引きを引き出す

現在あなたが車を所有していて、アクアに買い替えをするならば、下取り価格の引き上げ交渉は最後の踏ん張りどころです。

車両本体価格での値引きが小さい分、下取り査定価格の引き上げは実質的に大きな値引きを引き出せるチャンスです。

中古車の価格決定に基準があるのをご存知でしょうか?

下取りの査定価格は、日本自動車査定協会(JAII)が定める「中古自動車査定制度」を基準に決定します。

中古自動車査定制度の目的は、どの業者であっても査定価格を一定にすることです。何も知らず、安価で買い取られてしまうと、値引き額は実質的に下がってしまいます。

適正な価格、少しでも高い価格で引き取ってもらうためには、中古自動車査定制度に沿った適正なあなたの車の価値を知っておくことが重要です。

査定価格の交渉に入る前にwebの一括査定などを利用すると、効率的に適正な価格を情報収集することができて便利です。

■まとめ

アクアはそれほど値引き交渉がむずかしい機種ではありません。その理由は、競合する機種が同じカテゴリーに多いためです。

営業マン個人の裁量の範囲には限りがありますが、あなたが正し情報と準備をして、じっくりと交渉をすることで、より大きな裁量をもつ上司を巻き込み、値引き幅を広げることも不可能ではありません。。

そのために、あなたがこの記事を読んだあとにやるべきことは、以下の3つです。

予算と目標値引き額の設定
競合機種の情報収集と設定
所有する車の下取り査定価格の調査

営業マンもひとりの人間です。インターネット上にある無茶な値引き額を要求するような客を相手にすることはありません。もちろん大きな値引き額を提示することもありません。

一般的な礼節、正しい情報、そして熱意を持っているあなただからこそ、営業マンの心を動かすことができるのです。

あなたの少しの勉強と努力がアクアのコスパを高め、あなたとあなたの家族の楽しみの時間を増やすことができます。さあ早速準備に取り掛かりましょう。